チョコやアイスの子ども向け広告禁止へ、スペインが肥満対策で

ロイター
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マドリードのカフェのホットチョコレートとチュロス
スペインのガルソン消費問題相は28日、チョコレートやビスケット、アイスクリームなど子ども向けの健康的ではない食品や飲料の広告を禁止すると発表した。マドリードのカフェで2017年撮影。(2021年 ロイター/Paul Hanna/File Photo)

[マドリード 28日 ロイター] – スペインのガルソン消費問題相は28日、チョコレートやビスケット、アイスクリームなど子ども向けの健康的ではない食品や飲料の広告を禁止すると発表した。肥満対策の一環だという。

規制は栄養成分に関係なく、チョコレート、お菓子、エナジーバーやドリンク、ケーキ、ビスケット、ジュース、アイスクリームなどが広告禁止対象になる。

施行には内閣の承認が必要で、16歳以下の子どもを対象にしたテレビやラジオ、映画館での広告ほか、交流サイトやモバイルアプリなどインターネット上の広告も対象とされる。

統計によると、スペインでは6─9歳までの40.6%が太り過ぎで、17.3%が肥満とされている。

一方、業界団体であるスペイン食品・飲料産業連盟のトップは「メーカーが根拠なく不当に攻撃されている」と強く反発している。

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