ウォルマートの配送請負事業「ゴーローカル」、ホームデポが最初の顧客に

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室
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「ウォルマート ゴーローカル」のロゴ
ウォルマートが配送車両やドライバーを手配し、ホームデポがネット販売した商品を購入者に届ける

 米ウォルマートは、店舗から購入者の自宅までのラストワンマイル配送を請け負う新事業「ウォルマート・ゴーローカル(Walmart GoLocal)」の最初の顧客として、米ホームセンター最大手のホームデポと契約した。

 ウォルマートは8月下旬にゴーローカル事業の開始を発表し、大手チェーンからローカルの商店までを対象に顧客を募集していた。顧客企業のEC(インターネット通販)システムとウォルマートの配送システムをAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)で連携させるなどして受注データを取得、ウォルマートが配送車両やドライバーを手配し、購入者に商品を届ける。商品の到着は即日、または翌日となる。

 ホームデポは今後数週間以内に一部地域でゴーローカルを活用した配送を開始、年内に複数の地域に広げる予定だ。一般の乗用車に積み込める道具類や塗料など、ホームデポの店頭で取り扱っている商品が対象となる。

 ホームデポはECで販売した商品の配送を自社でも行っているが、ゴーローカルを活用することで、配送対象エリアを人口カバー率で90%にまで広げることができる。ゴーローカルはホワイトラベル(相手先ブランドによる)サービスなので、商品購入者にはウォルマートが提供する配送サービスであることは分からない。

 ホームデポは米国を中心にカナダ、メキシコなどで約2300店舗を展開しており、2020年度の売上高は1321億ドル(約14兆5000億円)、EC売上高は前年度比86%増だった。

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