米大手食品スーパーのアルバートソンズは、動画EC(インターネット通販)を開始する。自社のECサイト内で30秒の短時間動画を配信、動画内で紹介している商品をそのまま購入できるようにする。
動画EC配信のプラットフォームを提供するファイヤーワークス(Fireworks、カリフォルニア州)のクラウドサービスを使って、動画の作成と配信を行う。10月中旬から料理動画の配信などから始める。来年からは、動画のライブ配信によるライブコマースや動画広告などにも進出する予定だ。
ファイヤーワークスによれば、同社のプラットフォームを使って動画ECを行うのは、米国の大手食品スーパーではアルバートソンズが初めて。大手小売業ではウォルマートが2020年12月から、短時間動画SNSのティックトック(TikTok)上で動画ECのコンテンツを配信している。