[ブリュッセル 7日 ロイター] – 欧州連合(EU)統計局が7日発表した第2・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)確報値は前期比2.2%増、前年比14.3%増で上方改定された。消費支出の大幅増が寄与した。改定値はそれぞれ2.0%増と13.6%増だった。
マルタ以外はすべてプラス成長だった。ルクセンブルクはデータがなかった。
ただ、GDPは依然新型コロナウイルス流行前のピーク水準を2.5%下回っている。米国はすでに2019年末の水準を0.8%上回った。
統計局によると、家計消費はGDPを1.9%ポイント押し上げた。政府支出は0.3%ポイント、投資は0.2%ポイントの押し上げだった。
投資の縮小は0.2%ポイント押し下げ、貿易の影響はなかった。