タイ、来月から小売・飲食店の制限緩和 経済回復目指す

ロイター
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人通りがまばらなバンコクの市街地
タイ政府の新型コロナウイルス対策委員会は27日、バンコクを含む感染リスクの高い地域で、来月から小売店や飲食店に関する制限の大半を解除すると発表した。写真は人通りがまばらなバンコクの市街地。7月撮影(2021年 ロイター/Soe Zeya Tun)

[バンコク 27日 ロイター] – タイ政府の新型コロナウイルス対策委員会は27日、バンコクを含む感染リスクの高い地域で、来月から小売店や飲食店に関する制限の大半を解除し、25人までの集会を許可すると発表した。

経済を安全に回復させるためには制限を緩和し対策を調整することが必要と指摘した。

9月1日からリスクの高い29の地域でショッピングモール、サロン、理髪店、フットマッサージ店、スポーツの競技場などの営業再開を認める。レストランは店内での食事が可能になる。

当局は事業者に対しスタッフのワクチン接種を完了し、抗原検査を定期的に実施するよう求めた。顧客はワクチン接種と陰性証明の提示が必要になる。

タイでは27日に新たに1万8702人の新型コロナ感染者と273人の死者が報告された。累計の感染者は114万人、死者は1万0587人となった。

委員会の報道官は記者会見で、新型コロナ対策と安全な経済の回復が一致するよう戦略を調整し信頼を築く必要があると述べた。

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