[24日 ロイター] – 米家電量販大手ベスト・バイは24日、通期の既存店売上高予想を上方修正した。市場では新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で成長が鈍化すると懸念されているが、ホームシアターシステムや在宅勤務向けのコンピューター機器の販売が好調という。
株価は5%上昇した。
第2・四半期の既存店売上高は20%増加。持続的な需要に加え、政府による刺激策や賃金改善が寄与した。
第3・四半期の既存店売上高の落ち込みは想定よりも小さいとし、通期の既存店売上高の伸び見通しを従来の3─6%から9─11%に引き上げた。
第2・四半期の調整後1株利益は2.98ドルと、市場予想の1.85ドルを上回った。
また、米国内の今年の閉鎖店舗数を約30店舗と想定。過去2年間では年間約20店舗閉鎖していた。