ウォルマート、オフィス勤務従業員にワクチン接種を事実上義務化

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ウォルマートのワクチン接種の様子
ウォルマートは米国内の約5100店舗(サムズクラブを含む)にある店内薬局でワクチン接種を行っており、従業員も無料で受けられる

 米ウォルマートは7月30日、オフィス勤務の従業員に対して10月4日までに新型コロナウイルスのワクチン接種を完了するよう求めた。また、店舗や物流センターなどで働く現場従業員に対しても、ワクチン接種奨励金を引き上げるなど接種を促した。

 デルタ変異株による感染拡大で米疾病対策センター(CDC)が新型コロナ感染防止のガイドラインを修正したことに伴う措置で、オフィス従業員に対してはダグ・マクミロン最高経営責任者(CEO)がメールで通知した。本社や地域オフィスで働く従業員は、アレルギーや宗教的理由で接種できない場合を除いて、2度のワクチン接種を完了するよう要請した。事実上の義務化と考えられる。

 店舗や物流センターなどを含む米国内の全従業員に対しては、人事最高責任者(チーフ・ピープル・オフィサー)とヘルス&ウェルネス担当のエグゼクティブ・バイス・プレジデントの連名で、CDCのガイドラインに沿って感染拡大地域ではワクチン接種の有無にかかわらずオフィスや店舗などの建物内でマスクを着用するよう求めた。

 また同日、現場従業員に支給するワクチン接種奨励金を75ドルから150ドルに2倍に引き上げ、接種を急ぐよう呼びかけた。

 ウォルマートは米国内の約5100店舗(サムズクラブを含む)にある店内薬局でワクチン接種を行っており、従業員は勤務シフト管理用のアプリで予約し、無料でワクチン接種を受けられる。

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