米7-イレブン、店舗に500台のEV用急速充電ポートを設置

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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米セブンイレブンの店頭に設置されたEV用急速充電ポート
これまで急速充電器の設置は22台にとどまっていたが、設置台数を一気に増やす

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下の米7-イレブン・インク(テキサス州アービング)は、2022年末までに米国とカナダの250店舗に500台のEV(電気自動車)用直流急速充電ポートを設置する。6月1日に同社が明らかにした。

 同社は、4州の14店舗に22台のEV用充電ポートを設置しているが、設置カ所と台数を一気に増やすことで、EV利用者の来店を促す。

 セブン&アイHDは、グループの店舗運営に伴う二酸化炭素排出量を2030年に50%減(13年度比)、50年に実質ゼロにすることを宣言しており、7-イレブンでもこの目標に沿って脱炭素化を進めている。

 特に再生可能エネルギーの活用を積極的に進めており、テキサス州の約800店舗とイリノイ州の約300店舗では風力発電、バージニア州の150店舗では水力発電、フロリダ州の300店舗では太陽光発電で店舗の消費電力を賄っている。

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