売上41兆円、純利益2兆円超!無敵のアマゾンの泣き所は「Z世代」にある!

解説・文=福田稔(ローランド・ベルガー パートナー)・石毛陽子(ローランド・ベルガーシニアプロジェクトマネージャー)
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売上・利益ともに過去最高を更新

 2021年2月2日に行われたEC の巨人・米アマゾン(Amazon.com)の20年度(同年1~12月)の決算発表は、ジェフ・ベゾスCEOの退任表明とともに市場で大きな注目を浴びた。売上高は対前期比37.6%増の3860億6400万ドル、純利益は同84.1%増の213億3100万ドルとなり、ともに過去最高を更新した。日本円ベースの売上高は約4 1 兆3088億4800万円(1ドル=107円換算:以下同じ)。純利益は約2兆2824億1700万円というスケールである(図表❶)。

図表❶アマゾンの年間売上高の推移(2004~20年)

 カテゴリー別でも、17年に買収した米高級食品スーパーのホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market)を含む実店舗部門がコロナの影響を受け減速した以外は、各部門で売上を拡大しており、とくにオンライン事業(直販およびマーケットプレイス型)が全体の成長を牽引している(図表❷)。

競争力の源泉は“三つ巴のアセット”

 アマゾンのEC事業における競争力の源泉は、「世界最大のサプライチェーン・プラットフォーム」のうえに、「深く広い

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