仏カルフール、ブラジルのグルポBIG買収 13億ドル

ロイター
Pocket

サンパウロのカルフール店舗
フランスの小売り大手カルフールは24日、ブラジルの食品小売り3位のグルポBIGを買収することで合意したと発表した。サンパウロの店舗で2017年撮影。(2021年 ロイター/Paulo Whitaker)

[パリ 24日 ロイター] – フランスの小売り大手カルフールは24日、ブラジルの食品小売り3位のグルポBIGを買収することで合意したと発表した。

グルポBIGの事業価値を約13億ドルと算定した。

カナダのコンビニ運営大手クシュタールは今年1月、カルフールの買収を提案したが、フランス政府の反対で買収を断念していた。

カルフールは先月、小型のボルトオン買収(既存事業の補完・強化を目的とする買収)を通じて事業を拡大する可能性を示していた。

カルフールは、米小売り大手ウォルマートと投資会社アドベント・インターナショナルからBIGを買収する。

BIGは387店舗を運営。2020年の売上高は249億レアル(45億1000万ドル)だった。

カルフールは、ブラジル市場ですでに大きな存在感を示しており、子会社のカルフール・ブラジルは、多くの尺度で国内最大手の小売り企業。スーパーマーケット「アタカドン」を運営している。

買収額の70%は現金で、30%はカルフール・ブラジルの新株で支払う。カルフール・グループのカルフール・ブラジルに対する出資比率は現在の71.6%から67.7%に低下する。

買収完了の3年後から、年間ベースの利払い・税・償却前利益(EBITDA)が差し引きで17億レアル増加する見通しという。

サプライチェーンの効率化、カルフール・ブラジルの電子商取引の強化、店舗の収益性向上を通じて相乗効果を発揮できるとしている。

人気記事ランキング

© 2021 by Diamond Retail Media