中国5カ年計画、研究開発費を毎年7%超増額へ 次世代AIなど柱

ロイター
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全人代の行われる院民大会堂とその警備担当者
3月5日、中国政府は開幕した全国人民代表大会(全人代)の政府活動報告で、向こう5年間にわたって研究開発費を毎年7%以上増やす方針を明らかにした。写真は全人代の行われる院民大会堂とその警備担当者。北京で4日撮影(2021年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)

[上海 5日 ロイター] – 中国政府は5日開幕した全国人民代表大会(全人代)の政府活動報告で、向こう5年間にわたって研究開発費を毎年7%以上増やす方針を明らかにした。

2021年の基礎研究費は前年比10.6%増とした。

5カ年計画では、次世代人口知能(AI)、量子情報、脳科学、半導体、遺伝子研究・バイオ技術、臨床医学・衛生、深宇宙、深海、極地探査を技術開発の重点分野として挙げた。

量子情報とAIの調査を進めるために国立研究所を増やす方針を示した。

また国内企業が株式を公開するためのルートを改善するほか、上海証券取引所の新興ハイテク企業向け市場「科創板」について、テクノロジー色を強めるとした。

外国企業が中国に研究開発拠点を設けることを支援し、国内に複数の国際的な科学技術関連機関を設立することも盛り込んだ。

このほか電気自動車(EV)や高速通信規格「5G」通信網なども支援する考えを示した。今後5年間で5Gの普及率を56%まで高めることを目指すとしている。

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