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20年米年末商戦、小売売上高は8.3%増 政府の現金給付が追い風

米ペンシルベニア州の店舗
全米小売業協会(NRF)によると、2020年の米年末商戦小売売上高(オンライン販売含む)は前年比8.3%増の7894億ドルと、少なくとも過去19年で最も高い伸びとなった。写真はペンシルベニア州で2020年11月撮影(2021年 ロイター/Mark Makela)

[15日 ロイター] – 全米小売業協会(NRF)によると、2020年の米年末商戦小売売上高(オンライン販売含む)は前年比8.3%増の7894億ドルと、少なくとも過去19年で最も高い伸びとなった。

政府が刺激策の一環として実施した現金給付が支出への追い風となった。

伸びは19年の4%、過去5年平均の3.5%のほぼ倍となり、予想の3.6─5.2%増を上回った。

同時期のオンライン販売の売上高も23.9%増の2090億ドルとなった。

NRFのチーフエコノミストは「クリスマス前に追加経済対策がまとまり、現金給付が実施されるとの見通しが消費者信頼感押し上げにつながった」と述べた。