米ウォルマートは、改装を進めていたシカゴ地域のスーパーセンターの既存店4店舗のうち2店舗に診療所「ウォルマート・ヘルス」を併設した。同社は2019年9月、ジョージア州ダラスで第1号のウォルマート・ヘルスをオープンしたが、今回の2カ所を含めてウォルマート・ヘルスは計8カ所となった。
シカゴのウォルマート・ヘルスは11月20日から診療を始めた。提携する地元医療機関の医師や歯科医、診療看護師(ナース・プラクティショナー)、医療技師などが常駐し、初期診療や臨床検査、レントゲン撮影、歯科治療、眼科治療などの医療サービスを提供する。
ウォルマートは2020年度中にジョージア州の既存店7店舗にウォルマート・ヘルスを併設する計画。また、21年にはフロリダ州ジャクソンビルにある7店舗にも、ウォルマート・ヘルスを併設する方針を明らかにしている。