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米ウォルマート、新型コロナ検査キットのドローン宅配を試験運用

ウォルマートのロゴ
米小売大手ウォルマートは22日、新型コロナウイルス検査のための自主検体採取キットを顧客宅の玄関先に小型無人機(ドローン)で届けるサービスを試験的に開始すると発表した。2018年11月撮影(2020年 ロイター/Kamil Krzaczynski)

[22日 ロイター] – 米小売大手ウォルマートは22日、新型コロナウイルス検査のための自主検体採取キットを顧客宅の玄関先に小型無人機(ドローン)で届けるサービスを試験的に開始すると発表した。

同社は診断情報サービスのクエスト・ダイアグノスティクスとドローン運用のドローンアップ社と提携し、ラスベガス北部では22日から、ニューヨーク州のチークトワガでは10月初めから、キットの試験配達を開始する。

ウォルマートは、新型コロナに対する懸念から宅配を希望する消費者向けに集配サービスを拡充しており、今月にはノースカロライナ州ファイエットビルで、食品や家庭用品のドローン配達の試験運用に入っている。

今回の宅配サービスは、ウォルマート店舗から1マイル以内に住む顧客が対象。ドローンが住宅の敷地にキットを落とし、受け取った利用者が鼻腔用綿棒を使って自分で検体を採取してクエスト・ダイアグノスティクス社に送付する仕組みという。