米アルディ、店舗数が2000店突破、コロナでも積極出店変わらず

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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米アルディの店内
近年は生鮮食品の品揃えとEC対応を強化している

 ドイツのハードディスカウンター(小型の食品ディスカウントストア)、アルディの米国の店舗数が2000店舗を突破した。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中でも同社の売り上げは堅調に推移しており、今年も70店舗の積極的な新規出店を計画している。

 今年はアリゾナ州に初進出する。フェニックス市周辺地域に4店舗を出店する予定だ。同州への進出によって、アルディの出店地域は37州に広がる。2021年にはアラバマ州に物流センターを開設し、メキシコ湾岸のアラバマ、ルイジアナ、フロリダの各州での出店を増やす。

 アルディの米国法人、アルディUSは2017年に5年間で50億ドル(約5300億円)を投じる出店拡大計画を公表。当時約1700店舗だった米国内の店舗数を22年末までに2200店舗に増やす予定だ。同時に計1300店舗の既存店改装も進めている。

 同社は近年、生鮮食品の品揃えを強化しており、青果、精肉、有機食品、簡便調理食品の取り扱い品目数を4割ほど増やした。

 また、EC(インターネット通販)への対応も強化している。同社は買物代行サービスのインスタカートと提携し、約1万の郵便番号に該当する地域で店頭商品の宅配を行っている。さらに、新型コロナの感染拡大を受けて、ネットで注文した商品を店舗駐車場で車に乗ったまま受け取ることができる「カーブサイドグロサリーピックアップ」のサービスを、7月末までに約600店舗に広げる予定だ。

 アルディの米国進出は早く、1976年にアイオワ州に1号店を出した。アルディと並ぶドイツの2大ハードディスカウンターであるリドルは2017年に米国に進出、今年5月に店舗数が100店舗に達した。

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