米ウォルマートは、新型コロナウイルスの感染拡大で夏休みを満喫できない子供たちやその家族のために、夏季限定の2つの体験イベントを企画した。
1つは、ドライブインシアター。同社が米国で展開する約4700店舗(サムズ・クラブを除く)のうち160店舗の駐車場をドライブインシアターにして、映画を上映する。8月から10月にかけて、ヒット映画を含む320作品を上映する予定。事前に同社のEC(インターネット通販)サイトで飲み物やスナック菓子などを注文しておけば、店舗の駐車場で受け取り、そのままドライブインシアターで映画を鑑賞できる。
もう1つの企画は「キャンプ・バイ・ウォルマート」。これは各界の著名人などが案内役やインストラクターを務めるアクティビティプログラムで、ウォルマートの公式アプリなどを通じて配信する。
7月8日から50のプログラムの無料配信を始める。例えば、女優のドリュー・バリモアはメーキャップ方法を教えたり、男子プロバスケットボール選手のレブロン・ジェームスが体力トレーニングやメンタルトレーニングを教えたりする。その他、プロの歌手が歌唱方法を、ファッションデザイナーがデザインを教えたりするプログラムなど、今夏中に計200のプログラムを追加する。