世界の貿易額見通し、第2四半期は27%減 20年は20%減=国連

2020/06/12 11:30
ロイター

ニュージャージー州ニューアークの港
国連貿易開発会議(UNCTAD)は11日、新型コロナウイルス流行で自動車やエネルギーなど主要部門の貿易が急激に落ち込み、第2・四半期の世界の貿易額が前期比27%減、2020年通年では前年比20%減になるとの見通しを示した。ニュージャージー州ニューアークで2017年11月撮影(2019年 ロイター/Brendan McDermid)

[ジュネーブ 11日 ロイター] – 国連貿易開発会議(UNCTAD)は11日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で自動車やエネルギーなど主要部門の貿易が急激に落ち込む中、第2・四半期の世界の貿易額が前期比27%減となり、2020年通年では前年比20%減になるとの見通しを示した。

UNCTADは報告書で「先行き不透明感が続くことを想定すると、20年は貿易額が約20%減る」と試算。「自動車とエネルギー部門の貿易が急激に落ち込んだ一方、農業食品の貿易は安定している」と述べた。

発展途上国の貿易は4月に「急減」し、先進国よりも急速に落ち込んだ。発展途上国の輸入は4月に19%減少。輸出も18%減少した。

一方、中国は他の主要経済国と比べ「持ちこたえた」という。4月の輸出は3%増。ただ5月は輸出入ともに8%減ったことから、持ち直しの傾向は長く続かない可能性があると指摘した。

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