米食品スーパー大手のクローガーは5月21日、同社の管理栄養士がオンラインで栄養相談に応じる「テレニュートリション(Telenutrition)」サービスを始めた。新型コロナウイルスの感染拡大により自宅で食事を取ることが増える中、食生活の改善をサポートする。
管理栄養士は、ビデオ会議システムを使って相談に応じる。新型コロナのパンデミック(世界的流行)が続いている間は、無料で同サービスを提供する。個人や家族の食べ物の好みや健康状態などを聞きながら、どのような食事を取ればいいのかをアドバイスする。
クローガーのデータ分析子会社、84.51°が行った消費者調査によると、パンデミックの前に比べて調理をする頻度が増えたとする人が51%だった。また、冷凍食品などのパッケージ入り食品をより多く購入するようになったと回答した人が40%、1日を通じてより多くの菓子を食べるようになったとする人が46%いた。