米7-イレブン、料理宅配のドアダッシュ、ポストメイツなどと提携

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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アメリカのセブンイレブンの外観
7-イレブンは4月29日にドアダッシュとポストメイツ、および買物代行サービスのフェイバー・デリバリー(Favor Delivery)と提携したことを明らかにした。 写真gettyimages/RiverNorthPhotography

 セブン&アイ・ホールディングス傘下の米7-イレブン(テキサス州)は、料理宅配サービスのドアダッシュ(DoorDash)、ポストメイツ(Postmates)と提携した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う宅配需要の増加に対応する。

 7-イレブンは4月29日にドアダッシュとポストメイツ、および買物代行サービスのフェイバー・デリバリー(Favor Delivery)と提携したことを明らかにした。テキサス州の消費者は、フェイバー・デリバリーも利用できる。いずれかのサービスの会員になっていれば、それぞれのサービスの専用モバイルアプリまたは専用ウェブサイトから7-イレブンの商品を注文できる。

 注文した商品は、それぞれのサービスに登録しているギグワーカー(ネットを通じて単発で仕事を請け負う労働者)が7-イレブンの店舗で受け取って、利用者宅に届ける。

 7-イレブンは自社の宅配サービス「7NOW(セブンナウ)」も展開しているが、利用可能なのは米国内の400都市ほど。今回3社と提携したことによって、米国内の7-イレブンの90%以上で宅配サービスを利用できるようになった。

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