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ドイツ2月小売売上高、移動制限前のパニック買いで大幅増

ドイツのポツダムでの買い物客
4月1日、ドイツ連邦統計庁が発表した2月の小売売上高(実質ベース)は、前年比6.4%増で、アナリスト予想の1.5%増を大幅に上回った。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた移動等の制限措置を前にした「パニック買い」に押し上げられた。写真はポツダムで3月撮影(2020年 ロイター/Michele Tantussi)

[ベルリン 1日 ロイター] – ドイツ連邦統計庁が発表した2月の小売売上高(実質ベース)は、前年比6.4%増で、アナリスト予想の1.5%増を大幅に上回った。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた移動等の制限措置を前にした「パニック買い」に押し上げられた。

前月比では1.2%増。こちらも予想の0.1%増を大きく上振れた。

全般に販売が増加したが、特に食品・飲料・タバコ(前年比7.8%増)の伸びが著しかった。非食品の販売も前年比5.6%増加した。

業態別では、スーパーマーケットが好調で8.3%増、専門店は3.5%増だった。

ネット通販やデリバリーサービスは前年比11%増。薬局や化粧品販売店の売り上げも6.6%増加した。