[北京 18日 ロイター] – 新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け、中国の大手航空会社3社が2月に輸送能力を約70%削減したことが18日、分かった。
中国南方航空と中国東方航空はともに2月に輸送能力を前年比で73%削減。中国国際航空は約68%削減した。
2月の旅客数は3社とも80%以上減少。2月のロードファクター(有償座席利用率)は中国国際航空と中国東方航空は50%をやや上回ったものの、中国南方航空は38.11%ポイント低下の47.11%だった。
中国南方航空と中国東方航空は投資家に対し、新型コロナ流行に伴う不確実な影響について警告。3社とも輸送能力をさらに最適化し、コスト削減を強化するとした。