トヨタ、中国・広州工場で16日から全ライン通常生産に回復

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3月13日、トヨタ自動車は、中国広東省広州市の完成車工場(広州工場)で、16日からすべての生産ラインが2直(2シフト)体制となり、新型コロナウイルス発生前の通常生産に戻ると明らかにした。インド・ニューデリーで2019年1月撮影(2020年 ロイター/Anushree Fadnavis)

[東京 13日 ロイター] – トヨタ自動車は13日、中国広東省広州市の完成車工場(広州工場)で、16日からすべての生産ラインが2直(2シフト)体制となり、新型コロナウイルス発生前の通常生産に戻ると明らかにした。

広州工場は2月17日から生産を再開したが、一部のラインは1直(1シフト)にとどめ、生産量を落としていた。同工場ではセダン「カムリ」とスポーツ多目的車(SUV)「ハイランダー」などを生産している。

トヨタは中国国内に現地企業との合弁で4つの工場を構えるが、広州工場のほか、長春工場と成都工場(もとから1シフト体制)で通常通りの生産を回復。通常は2直体制を取る天津市の工場は2月18日に生産を再開したが、現地当局の指導や物流面、従業員の安全などを総合的に判断し、現在も1直のままとなっている。

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