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独アディダスとプーマ、新型肺炎が中国事業への打撃に

独ヘルツォーゲンアウラハのアディダス
2月19日、独スポーツ用品大手のアディダスとプーマは、新型コロナウイルスの流行が中国事業への打撃になっていると表明した。写真は独ヘルツォーゲンアウラハで、2019年8月撮影(2020年 ロイター/Andreas Gebert)

[ベルリン/ヘルツォーゲンアウラハ(ドイツ) 19日 ロイター] – 独スポーツ用品大手のアディダスとプーマは19日、新型コロナウイルスの流行が中国事業への打撃になっていると表明した。店舗閉鎖や他市場における中国人旅行客・買い物客の減少が響いているという。

両社にとってアジアは売り上げの約3分の1を稼ぐ市場となっているほか、中国を中心に多くのスニーカーを生産しており、主要な製品供給地域となっている。

アディダスは発表文で、1月25日の春節(旧正月)からの期間における大中華圏でのビジネスは前年比で約85%減少と指摘。また、日本と韓国を中心に来店者が減少したとしつつ、大中華圏以外に大きなビジネスへの影響はまだ見られていないとした。3月11日の2019年決算発表時に詳細を発表するという。

一方プーマは、ウイルス流行が第1・四半期の売り上げと利益に影響を及ぼすとの見通しを示しつつ、2020年の目標達成を依然期待しているとした。

同社によると、中国では店舗の半数以上が一時的に閉鎖しており、中国人旅行客の減少がアジアを中心とする他市場への打撃になっている。

同社の第4・四半期決算では、アジア/太平洋地域の売上高が為替調整ベースで23%増となり、伸び率が過去最高となった。