カルフール、オフィス向けランチ宅配のスタートアップ企業を買収

2020/01/10 09:58
ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局

 フランス小売業最大手のカルフールは1月6日、オフィス向けランチ宅配事業を手がけるスタートアップ企業、Dejbox(ディージェイボックス)を買収したと発表した。カルフールは同社を傘下に収めることで、食品宅配事業を強化する。

 Dejboxは2015年の創業で、パリやリヨン、リールなどの大都市とその周辺でサービスを展開しており、月間40万食以上のランチをオフィスに配達している。価格帯は5.9〜8.9ユーロ(約720〜1100円)とレストランのランチと同程度で、配達料は無料となっている。

 単発で仕事を請け負うギグワーカーがレストランの食事を出前代行するウーバーイーツなどのサービスと違い、Dejboxは自社でランチを調理している。配達は自社の従業員や地域の配送業者などが行う。

 カルフールは出資金額や出資比率を公表していないが、日刊紙「ル・フィガロ」によるとカルフールはDejboxの株式の60%を取得した。同紙はDejboxの2019年の売上高を2000万ユーロ(約24億4000万円)と推定している。

カルフールDejbox
「Dejbox」は2015年の創業で、月間40万食以上のランチを配達している

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