米、AIソフトを輸出規制対象に 競合国活用を抑止

ロイター
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ソウルでコンピューターウイルスを検証する研究者
1月3日、トランプ米政権は、慎重な扱いが必要な技術が中国などの競合国に活用されないようにするため、来週から人工知能(AI)ソフトウエアの輸出を規制する。写真はソウルでコンピューターウイルスを検証する研究者。2013年3月撮影(2020年 ロイター/Lee Jae-Won)

[ワシントン 3日 ロイター] – トランプ米政権は、慎重な扱いが必要な技術が中国などの競合国に活用されないようにするため、来週から人工知能(AI)ソフトウエアの輸出を規制する。

6日施行の新たな規則に基づき、一部の地理空間画像ソフトを米国から輸出する会社には、カナダ向けを除いて免許申請が義務付けられる。

輸出規制措置は2018年制定の法律に基づくもので、商務省が初めて策定した。同法は慎重な扱いが求められる技術について、経済や安全保障上の理由で中国などへの輸出管理を強化する規則を商務省が策定するとしている。

規則は米国のみで施行されるものの、国際機関に提出し、対等な競争環境創出を図る可能性もある。

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