[ベンガルール 19日 ロイター] – ソフトバンクグループが出資するインドの格安ホテル運営会社OYO(オヨ)ホテルズアンドホームズは、来年1月末までにインドで少なくとも2000人の人員を削減する。
インドのエコノミック・タイムズ紙が複数の関係筋の話として報じた。
ホテルのオーナーからの苦情が増える中、事業が伸び悩んでいることが背景という。
OYOは企業価値が100億ドルと評価されている。顧客はOYOのモバイルアプリを通じてホテルの予約が可能。OYOは提携するホテルから手数料を徴収している。同社は自社ブランドのホテルもフランチャイズ展開している。
同社は「近い将来に数千人規模の人員削減は見込んでいない」との声明を発表した。
先月明らかになった同社の社内予測によると、インド事業は2021年まで赤字となる公算が大きい。