[4日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コムの小売り事業が反トラスト法(独占禁止法)に違反していないか調査している米連邦取引委員会(FTC)は、同社のクラウドコンピューティング事業にも調査の対象を拡大した。米ブルームバーグが4日、関係筋の話として報じた。
同社のクラウドコンピューティングサービス部門であるアマゾンウェブサービス(AWS)の慣行について、ソフトウエア会社に問い合わせを行っているという。
アマゾンや、フェイスブック、アルファベット傘下グーグル、アップルなどの情報技術(IT)大手は、米連邦政府や州司法長官、議会による一連の反トラスト法調査に直面している。
FTCはコメントを控えた。アマゾンは現時点で、ロイターのコメント要請に応じていない。
アマゾンはクラウド事業世界最大手で、マイクロソフトなどと競合している。