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トランプ米大統領、電子たばこ業界と会合へ

ジョージア州アトランタの店舗の様子
11月11日、トランプ米大統領はツイッターに、電子たばこ関連の肺疾患の問題で、業界の代表と会合を開くと投稿した。写真はジュールの電子たばこ。9月26日、ジョージア州アトランタで撮影(2019年 ロイター/Elijah Nouvelage)

[ワシントン 11日 ロイター] – トランプ米大統領は11日ツイッターに、電子たばこ関連の肺疾患の問題で、業界の代表と会合を開くと投稿した。米政権は全米で肺疾患や死亡例が広がっているとして、電子たばこの規制強化を検討している。

トランプ氏は、医療専門家や関連の各州代表らも参加するとした。具体的な日時や詳細は明らかにしなかった。

トランプ氏は8日、米政権が11日からの週に電子たばこについて「重要な立場」を表明すると明らかにしている。

米疾病対策センター(CDC)の7日の発表によると、電子たばこと関連製品によって、確認されたか可能性が高い肺疾患は累計で2051件、死亡例は39件に達した。疾病患者の85%近くが、大麻成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)を含む製品を使用していたと報告した。

CDCによると、患者から採取した肺細胞サンプル28点のうち23点でTHCが検出された。26点のサンプルのうち16点ではニコチンが検出された。

米公衆衛生当局は、THCを含有する電子たばこや、違法な入手元から得たすべての製品の使用を避けるよう勧告している。