[ブリュッセル 6日 ロイター] – 欧州連合(EU)統計局が発表した9月のユーロ圏の小売売上高は、前月比3.1%増加した。ロイターがまとめた市場予想(2.5%増)を上回り、ユーロ圏の内需の息の長さが浮き彫りとなった。前月は2.7%増だった。
前月比では0.1%増加し、予想と一致した。
11年ぶりの低水準にある失業率や賃金の段階的な伸びがユーロ圏の小売売上高を支えている。
統計局によると、食品・飲料・たばこは前月比で0.4%減少、食料以外の製品は0.1%増加した。
前年比では食料・飲料・たばこが1.3%増、食料以外の製品は4.6%増となり、前月の4.2%から伸びが加速した。