[3日 ロイター] – 米ファストフード大手マクドナルドは3日、スティーブ・イースターブルック最高経営責任者(CEO)が、社員との合意に基づく関係を巡って解任されたと発表した。
取締役会は、イースターブルック氏が社員と関係を持ったことは、同氏の「おそまつな判断を象徴」するとし、会社規定に違反すると判定した。イースターブルック氏は取締役からも退いた。
イースターブルック氏は3日の社員宛ての電子メールで、社員との関係は「誤りだった」とし「企業の価値を考え、去るべき時であるとの見解で取締役会と一致した」と述べた。
後任には、米国マクドナルドの社長を務めていたクリス・ケンプチンスキー氏が指名された。
職場でのセクシャルハラスメントをソーシャルメディアなどで訴える動きを受けて、企業幹部と社員の関係については厳しい目が向けられるようになった。2018年6月にはインテルのトップが、社員との関係が問題となり辞任している。