中国の国有通信3社、1日から5Gサービス開始

ロイター
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浙江省‘杭州市の5G広告
10月31日、中国の国有通信会社3社は第5世代(5G)移動通信サービスの提供を来月1日から開始すると発表した。写真は6月6日、浙江省‘杭州市で撮影(2019年 ロイター/Stringer)

[北京 31日 ロイター] – 中国の国有通信会社3社は31日、第5世代(5G)移動通信サービスの提供を来月1日から開始すると発表した。

サービス開始を発表したのは中国移動、中国連合通信、中国電信の3社。

料金プランは月128元から。全国でサービスを利用できるようになる。

中国は当初、来年初めの5Gサービス開始を計画していたが、同国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)などを巡る米国との対立を受けて、サービス開始を前倒しした。

バーンスタインは今週のリポートで「中国は来月1日に世界最大の商用5G網を保有することになる。中国の5G網の規模と5Gサービスの価格はサプライチェーン全体に重要な影響を及ぼすだろう」との見方を示した。

中国当局は国内50都市に年内に5万基以上の5G基地局を設置する計画を明らかにしている。北京、上海、広州、杭州などの大都市はすでに5G網が敷設されている。

シャオミ(小米科技)、ファーウェイなどの携帯端末メーカーは、すでに5Gサービスの開始をにらみ、新製品を発表している。

ファーウェイは5Gサービスの開始で来年の収入が押し上げられると予想。シャオミは来年5G対応端末を10機種以上発売する計画を明らかにしている。

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