[ニューヨーク 23日 ロイター] – 中国電子商取引大手、アリババ・グループ・ホールディングは23日、サイト(Alibaba.com)上で米中小企業の販売を認める方針を明らかにした。
米国の取引業者はこれまで、同サイトで購入のみ可能だった。今後は米国ベースの他社に販売もできるようになる。
同サイトの買い手の3割ほどが米国ベースなのに対し、売り手の95%強は中国勢となっていた。
中小企業が世界で販売できるようにし、マーケットプレース・プラットフォームとして引き寄せる意向だ。アリババ幹部はロイターの取材に「これまで手段や技術を保有していなかった企業が、多国籍企業のように競争し、行動できるようになる」と語った。