米ウォルマートは7月1日、中国で物流体制を強化するために今後10〜20年で80億元(約1280億円)を投資する計画を明らかにした。10ヵ所以上の物流センターを新設または改装し、生鮮物流の整備やサプライチェーンの効率化を進める。
同社は2019年3月、7億元を投じて広東省と広西チワン族自治区の約100店舗に生鮮食品を供給する「南中国生鮮食品物流センター」(South China Fresh Food Distribution Center)を稼働させた。
ウォルマートは1996年に中国に進出。現在はディスカウントストアや会員制倉庫店の「サムズ・クラブ」、食品スーパーなど約400店舗を展開している。