[北京 25日 ロイター] – 丸紅は25日、中国の物流スタートアップ企業、北京匯通天下物聯科技(G7)と合弁会社を設立したと明らかにした。同国の顧客に冷凍トレーラーをリースし、急拡大中の生鮮食品需要に対応する。
G7幹部によると、新会社の資本金は1億7000万元(2471万ドル)で、3─5年間に5000台のリースを目指す。
丸紅の平澤順中国総代表は、低温物流の活用割合が日本や欧米の最高98%に対し、中国は20─40%と説明。消費者が安全で新鮮な食品を好むようになり、需要が急拡大しつつあるとされる。
中国物流・購買連合会(CFLP)のウェブサイトに昨年掲載された記事によれば、中国の低温物流市場規模は昨年約2500億元だったが、来年までに4700億元に達する見通しだ。