中国、国内4社に5Gの営業免許交付 本格的な商業展開へ

ロイター
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6月6日、中国工業情報省は、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国移動(チャイナ・モバイル)、中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)、中国広播電視網絡(チャイナ・ブロードキャスティング・ネットワーク)の4社に対し、次世代通信規格「5G」の営業免許を交付した。写真は深センで5月撮影(2019年 ロイター/Jason Lee)

[上海/香港 6日 ロイター] – 中国工業情報省は6日、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国移動(チャイナ・モバイル)、中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)、中国広播電視網絡(チャイナ・ブロードキャスティング・ネットワーク)の4社に対し、次世代通信規格「5G」の営業免許を交付した。

同省は昨年末に国有通信大手3社に5Gの試験を実施する免許を交付していたが、本格的な商業展開に向けゴーサインを出すのは今回が初めて。

苗ウ・工業情報相は、同省のウェブサイトに掲載された通知で、中国の5G市場への海外企業の積極的な参加を歓迎すると表明した。

中国・香港市場では、5G免許交付のニュースを受け、中興通訊(ZTE)など中国の5G関連銘柄が利食い売りを背景に下落した。

部品調達を巡り米政府からの規制などに直面する中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は、5G免許交付のニュースを受けた発表文書で、自社の5G技術の進歩をアピール。現在30カ国で5Gの商業契約46件を締結し、10万局超の5G基地局を出荷していると明らかにした。

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