IMF、中国の2019年経済成長率見通しを6.2%に下方修正

ロイター
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国際通貨基金
6月5日、国際通貨基金(IMF)は、貿易摩擦を巡る不透明感の高まりを受け、中国の2019年の経済成長見通しを6.2%に下方修正した。米中貿易摩擦が激化すれば、一段の金融政策緩和が正当化されるとの見解を示した。写真はワシントンのIMF本部。昨年5月撮影(2019年 ロイター/YURI GRIPAS)

[北京 5日 ロイター] – 国際通貨基金(IMF)は5日、貿易摩擦を巡る不透明感の高まりを受け、中国の2019年の経済成長見通しを6.2%に下方修正した。米中貿易摩擦が激化すれば、一段の金融政策緩和が正当化されるとの見解を示した。

IMFは2カ月前に見通しを6.2%から6.3%に引き上げていた。

IMFのリプトン筆頭副専務理事は発表文書で「成長率は19年に6.2%、20年に6.0%になることが見込まれる」とし、「緊張がさらに高まる可能性を踏まえると、短期的な見通しは引き続き不透明だ」と指摘した。

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