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ファーウェイ宛小包の迂回問題、中国がフェデックス調査へ

フェデックス
6月1日、ファーウェイ宛小包の迂回問題、中国がフェデックス調査へ。写真はフェデックスの車両。ロサンゼルスで2018年10月撮影(2019年 ロイター/Mike Blake)

[北京 1日 ロイター] – 中国政府は、米宅配大手のフェデックスが中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)宛の小包を無断で米国に迂回したとされる問題を受けて、フェデックスがその顧客の法的権利や利益を侵害したかどうかを巡って調査する方針だ。

1日付の新華社が伝えた。

ファーウェイによると、フェデックスは、アジアのファーウェイのアドレスに充てた小包2個を米国に迂回するなどしたという。フェデックスは、問題の小包が「誤った経路で送られた」と釈明しているが、ファーウェイはフェデックスとの関係見直しを検討する、としている。

新華社は、フェデックスは最近、中国の正しい住所に配送しなかったと報じたが、詳細については触れていない。フェデックスはウェブサイトに声明を掲載し「当社による顧客へのサービスの提供状況に関して規制当局の調査が行われる場合には、全面的に協力する」としている。