[広州 20日 ロイター] – 中国のオンラインゲーム会社、網易(ネットイース)は20日、ポケモン・カンパニー・インターナショナル、米コミック出版社マーベルとそれぞれ個別に提携し、国内市場向けに新作ゲームを販売すると発表した。海外のコンテンツを増やして売り上げの増大を図る。
中国初の公式ポケモンゲームはモバイルゲームの中国語版「ポケモンクエスト」。ネットイースのバイスプレジデント、イーサン・ワン氏は業界イベントで「ポケモンクエストでの提携は新たなスタートであり、大いに期待されている」と述べた。
ネットイースはポケモンクエストを開発したゲームフリークと手を組む。発売日は明らかにしなかった。グローバル版は18年夏に発売されている。
一方、ネットイースは別途、年内に「5ないし6本」のモバイルゲームの発売を目指してマーベルと提携契約を結んだ。ワン氏によると、この提携には海外市場に投入する製品も含まれる。ネットイースは現在10%の海外売上高比率を今後3年で30%に引き上げる計画。