[シドニー 26日 ロイター] – オーストラリア気象局は26日、同国西海岸の今後3カ月間の降雨が平年を上回るとの見通しを示した。小麦生産を押し上げることが見込まれる。
気象局は、5月1日から7月31日までの間、西海岸の降雨量が平年を上回る確率は70%だと発表した。
西オーストラリア州は同国最大の小麦生産地域で、通常は国内生産高の3分の1以上を占めている。
プロファーマ―のコモディティーアナリスト、アンガス・ソーントン氏は「平年を上回る雨量は西オーストラリア州と全国の生産にとって良い」と述べた。