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米フェイスブック、利用者情報の取り扱いを明確化=欧州委

4月9日、米フェイスブックは欧州委員会や消費者当局の要請を受けて、ユーザーデータの取り扱いや第三者によるデータ不正使用時の責任の所在などを明確化した。上海で昨年11月撮影(2019年 ロイター/ALY SONG)

[ブリュッセル 9日 ロイター] – 米フェイスブックは欧州委員会や消費者当局の要請を受けて、ユーザーデータの取り扱いや第三者によるデータ不正使用時の責任の所在などを明確化した。

欧州委によると、今回の変更でフェイスブックがデータを使ってどのようにプロファイリングを行い、ターゲティング広告を展開しているかについてユーザーが把握できるようになるという。

ヨウロワー委員(司法・消費者・男女平等)は「ターゲティング広告販売に当たりフェイスブックがデータを使用すると利用者は明確に理解するだろう」と発表した。

フェイスブックは、合理的と判断される場合にのみ諸条件の変更が認められるほか、ユーザーが削除したコンテンツについては当局が要請した場合に限り最大90日間保持するという。