英テスコが短時間宅配を大幅拡大、クローガーはゴーストキッチンを誘致 欧米SMのOMO戦略とは

ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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テスコ、1時間配達サービスを大幅拡大

 1月13日、英国小売最大手のテスコ(Tesco)は、1月8日に終了した2022年度第3四半期の業績を発表した。英国内のテスコの第3四半期の売上高は対前年同期比0.2%増だった。新型コロナウイルスの影響で売上が急増した21年度第3四半期との比較であるため、売上高は微増に終わった。

 そうしたなか、決算説明会でテスコが発表したのが、注文から1時間以内に商品を配達するサービス「ウーシュ(Whoosh)」導入店舗数の大幅拡大計画だ。23年末までに少なくとも国内600店舗への導入をめざす。

テスコの店舗
テスコは1時間配達サービス「ウーシュ」導入店舗を急拡大する計画だ

 テスコは17年にアマゾン(Amazon.com)に対抗して1時間以内配達サービス「テスコ・ナウ(Tesco Now)」を実験的に開始したが、翌年には

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