ニトリ

35期連続の増収増益

ニトリのHC参入が、HC市場再活性化の起爆剤になりそうだ

 2022年2月期の業績は売上高が対前期比13.2%増の8115億円、営業利益が同0.4%増の1382億円だった。これにより35期連続増収増益となった。ただしニトリ事業に限るとコロナ需要の反動もあり減収となっており、21年1月にホームセンター・家具専門店を展開する島忠(売上高1370億円)を買収し、22年2月期から連結対象としたことが影響している。

 期末店舗数は対前期比79店舗増の801店舗(国内708店舗)。国内を業態別に見ると「ニトリ」472店舗、家庭雑貨・ホームファッションの「デコホーム」が140店舗、小型フォーマットの「ニトリEXPRESS」が22店舗、婦人服アパレル専門店「N+(エヌプラス)」が18店舗、島忠が56店舗である。最近ではデコホームの出店を加速しており、22年2月期は34店舗増だった。なお、22年9月末時点の総店舗数は843店舗(国内740店舗)。

 島忠事業はニトリグループの商品開発力、物流インフラを活用し、PB開発を急ぐ。22年3月時点で約400SKUを開発。今期はホームセンター売上の約30%に相当する約1万6000SKUを開発目標としている。

代表取締役社長兼 最高執行責任者(COO) : 白井 俊之

売上高売上高
総利益率
売上高
営業利益率
売上高
販管費率
売上高
経常利益率
売上高
当期純利益率
948,094百万円50.4%14.7%35.6%15.1%10%

決算期:2023年3月 / 連結

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