家電量販店市場占有率 2025 3年ぶりに市場規模10兆円台に回復

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 (株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア)

2024年(1~12月)の家電量販店市場は、3年ぶりに10兆円を上回った。大手チェーンの売上は概ね好調で、上位7社合計のシェアは前年から0.24ポイント(pt)増加し60.01%となった。

人口減少に伴う需要の先細り、家電の性能向上による買い替えサイクルの長期化などを背景に、マーケット縮小が避けられない家電量販店業界。直近では、ニトリホールディングス(北海道)を筆頭に異業種が家電販売を強める動きを見せており、シェア争いは過熱している。

上位7社のシェア60%を突破!

 経済産業省の「商業動態統計」によると、2024年の家電量販店業界の市場規模は対前年比4.8%増の10兆2920億円だった。物価高による買い控えなどで耐久消費財の販売が振るわなかった23年から一転、24年は、電気代高騰、環境意識の高まりなどを背景に、高付加価値商品の販売が拡大。21年以来、3年ぶりに市場規模が10兆円を上回った。

 大手家電量販店の24年度決算も概ね好調で、上位7社のマーケットシェアは60.01%と6割を超えた。しかし、

この記事をさらに読むと、家電量販店各社が、縮小する市場の中で生き残りと成長をめざし、どのような分野への投資や出店戦略を進めているのかについて理解することができます。

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ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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