週刊コンビニエンスストアニュース ローソン、CO2削減店舗を四国初出店
ローソンが、建物建材の約9割(重量ベース)を再利用したリユース店舗を香川県にオープンする。全国では3店舗目となり、四国では初めての店舗で、閉店店舗の屋根・壁・柱などを活用して新店舗に再利用した。新店舗を建設する際の資材製造から建物が完成するまでのCO2排出量は、通常店舗と比較して約6割削減。国際的な課題となっているエンボディード・カーボン(建物の建設や修繕・解体などに伴うCO2排出)の削減も可能にした。
再利用の対象となるのは、ローソンと大和リースが共同で開発した「DL-e工法」によって2013年以降に建設された店舗で、組み立てと解体がしやすいため、再利用にも向いている点が特長。東日本大震災の被災地でいち早く営業を再開するために考案されたプレハブ工法の一種で、実験と検証で工法の改良を進めてきた。“災害が多い日本”という前提に立てば、営業再開までの時間を短縮できる工法だけに、積極的な採用も視野に入れていいだろう。

セブン-イレブン・ジャパン
「7NOW」の全国展開開始で揚げ物5品を追加
商品お届けサービス「7NOW」の利便性と価値向上をめざし、専用商品5品の取り扱いを4月25日から開始した。「7NOW」は、スマホで注文した食品から日用品までの約3000アイテムを最短20分で指定の場所に届けるサービスで、今年2月に全国展開を完了。「できたての商品を、手軽に、気軽に食べたい」というニーズに応え、“盛盛シリーズ”として専用商品の揚げ物5品の取り扱いを始めた。
・「サクなげ20個うま塩」(1140円:税抜、以下同)・「サクなげ20個チーズ」(1140円)
・「ギザギザポテト」(996円)
・「若鶏のからあげ(もも)20個」(1340円)
・「若鶏のからあげ(むね)」(1340円)
ファミリーマート
「もったいないバナナ」を使用した商品を全国展開
高地栽培バナナの規格外品「もったいないバナナ」を使用した「冷凍チョコバナナ」(税込298円)を、4月22日から全国発売(宮崎県・鹿児島県・沖縄県を除く)した。昨年6月に一部地域でテスト販売を行い、即完売となった商品で、ドールの廃棄バナナを削減するSDGs活動「もったいないバナナ」プロジェクトに賛同して取り組んだ。今回の全国発売によるバナナの廃棄量削減を約54トンと見込んでいる。
「ファミマフードドライブ」4年で累計400トン
地域における食支援と食品ロス削減を目的に、2021年4月から展開を開始した「ファミマフードドライブ」で、今年2月末までに寄せられた食品が400トンを突破した。実施店舗は2月末現在で4425店舗、協力パートナー数は615団体に拡大し、国内最大級のネットワークを構築している。
2層仕立ての新ゴディバフラッペ
ゴディバジャパンのエグティブシェフ・ショコラティエ監修による「ゴディバWチョコレートフラッペ」と「ゴディバストロベリーチョコレートフラッペ」(いずれも税込498円)を、4月29日から全国の店舗で発売する。2021年からコラボレーションを開始し、これまでに累計1,150万杯を販売した人気シリーズ商品で、5年目となる今年は、チョコソースと贅沢なチョコレートアイスの2層で構成された「Wチョコ」と、たっぷりの苺果肉ソースと贅沢なチョコレートアイスの2層で構成された「苺チョコ」の2品を発売する。
ローソン
<ナチュラルローソン>“もち麦”を使用したおにぎり3品
4月22日から東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県のナチュラルローソンで、使用する白米の一部をもち麦に置き換えた「手巻もち麦入りおにぎり 追い鰹製法おかか」(167円:税込、以下同)、「手巻もち麦入りおにぎり 熟成紅鮭」(203円)、「手巻もち麦入りおにぎり シーチキン®マヨネーズ」(178円)の3品を発売。もち麦には食物繊維が白米の約25倍含まれ、白米の価格が高騰している現在、安定した価格で調達できることから、健康ニーズへの対応と安定的な価格設定の両面から、もち麦を配合した。
<関東甲信越地区>埼玉県産食材を使用した3品
4月22日から関東甲信越地区の店舗で、埼玉県産食材を使用したデザート、ベーカリーを発売。発売した商品は、「狭山ほうじ茶」パウダーをモンブランクリームに使用した「ほうじ茶ラテパンケーキ(狭山茶)」(343円)、「狭山茶」入りのパウダーを使用した「狭山茶ばうむ」(184円)、「川越芋」のペースト入りの餡を使用した「おいものザクっとチュロッキー(富の川越いも)」(149円)の3品。
<鹿児島県・宮崎県など>「まことラーメン」監修の商品2品
4月29日から鹿児島県・宮崎県・熊本県の店舗で、鹿児島の人気ラーメン店「まことラーメン」監修の「うまみラーメン(鶏がら豚骨かつお出汁)」(646円)を発売する。また、鹿児島県と宮崎県の店舗については、「まことラーメン監修 チャーシューごはん」(397円)も併せて発売する。
<香川県>建物建材の9割を再利用したリユース店舗
閉店したローソン店舗の屋根・壁・柱などの建物建材を新店舗に再利用する取り組みで、「ローソン綾川店」(香川県綾川町)のリニューアル工事に採用し、4月25日に完了した。2023年11月の岡山県津山市、2024年10月の岩手県北上市の店舗に続く3店舗目の取り組みで、四国では初めて。
ミニストップ
2019年の大ヒット商品が復活
2019年に発売し、大人気となった「ビッグドッグ」(税抜258円)を4月25日にリバイバル発売。もちもちとした餅ベースの衣の外側に、さくさくした食感の衣を付け加え、中にジューシーなソーセージを入れ込んだ。1本でさまざまな食感が楽しめ、食べ応えのある商品。
店頭のリテールメディア化を促進
1日約110万人以上の来店客とのタッチポイントを増やす取り組みとして、レジカウンター上のデジタルサイネージの設置を進め、4月20日現在、約1,815店舗のうち1075店舗の設置を完了した。デジタルサイネージ4面のうち、1面は常時ファストフードメニューを表示し、3面については“おススメのファストフード”や新商品、サービスを配信。2024年度は100社を超える企業の広告を放映し、リテールメディアとしての価値を高めている。
ポプラ
管理栄養士監修弁当の第2弾
5月1日から管理栄養士が監修した弁当を発売する。昨年11月16日に販売して好評となった弁当とおむすびに続く第2弾で、ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本の管理栄養士が監修した「20品目が摂れる!彩りバランス弁当」(税込429円)と「焼き⁉油淋鶏弁当」(483円)の2品。
セコマ
「Secoma北海道韃靼そば茶」を発売
4月28日から北海道・茨城県・埼玉県のセイコーマート全店で発売。北海道産韃靼そばの実「満天きらり」を100%使用したノンカフェインのそば茶で、コク深い香りと丸みのある旨みが特長。韃靼そばの実は、一般的なそばの実に比べ、“そばポリフェノール”とも呼ばれる「ルチン」が豊富に含まれている。500㎖・税抜110円。
JR東日本クロスステーション
「東京弁当」が金賞を受賞
「東京弁当」が、「第16回 ファベックス 惣菜・べんとうグランプリ2025」(日本食料新聞社主催)の駅弁・空弁部門で、最も高い評価の金賞を受賞した。東京の老舗7店の味を一折に盛り込んだ駅弁で、2024年4月に約4年ぶりにリニューアルした。税込2000円。