西暦下一桁「3」の年は冷夏になる!? 2023年の気候展望とウェザーMDの注意点まとめ
ウェザーMDを実践するにあたっての注意点
もちろん、天候要因以外も、為替変動や感染症の流行状況、地政学リスクなど、考慮しなければならない事柄は山積です。とはいえ、
暑いと感じる=体温の上がり過ぎに関する体からのメッセージ=冷たいものを好む
寒いと感じる=体温の下がり過ぎに関する体からのメッセージ=温かいものを好む
という基本法則は常に成り立ちます。
ラニーニャ現象が発生していた2022年に対して2023年は、状況が少し異なることを前提とした品揃えを意識しておくことも重要です。たとえば冷夏傾向となった場合はどういった商品を注目すべきか、当社True Dataの購買データに基づき、気温が低い時に好まれるトップ10カテゴリをピックアップすると、以下のとおりです。秋冬向きの商品が多いのですが、夏場であっても冷夏傾向であればこれらのカテゴリはチャンスがあるはずです。
近年の気候変化の特徴で「極端気象」というワードがよく使われます。以前に比べて気温、降水量など様々な気象要素において、通常時からの振れ幅が非常に大きい現象が起こりやすくなっています。そのような難しい状況の中、気候に振り回されることなくうまく活用していただけるよう、是非参考になさってください。