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九州・沖縄の小売業県別売上ランキング 低価格を強みに食品強化型のDgSとDSが存在感

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低価格強みにDgSとDSが存在感、トライアルは全国で出店拡大中

 食品強化型のドラッグストア(DgS)、ディスカウントストア(DS)など低価格を強みとするチェーンの存在感が大きい九州エリア。食品強化型DgSの代表格であるコスモス薬品(福岡県)の2024年5月期の売上高は対前期比16.6%増の9649億円、当期純利益は同2.8%増の244億円で、増収増益であった。

 期中に139店を出店して7店を閉鎖した結果、期末店舗数は1490店となった。同社の成長をけん引するのが、食品の低価格訴求だ。「一般食品」の売上高は同20.4%増で前期に引き続き2ケタ伸長し、売上高構成比は6割を超えた。

 トライアルカンパニー(福岡県)の23年6月期の売上高は同9.1%増の5656億円、当期純利益は同34.2%減の26億円であった。関東・関西・東北・北海道でも店舗数を増やしている同社。総店舗数は24年6月末時点で318店舗。直近では、24年4月に「スーパーセンタートライアル丸亀店」(香川県丸亀市)を出店して四国に進出したのに続き、同年7月には

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