2024年の1000社ランキングに入った食品スーパー(SM)303社のうち、本誌バックナンバーで3期連続ランクインしていることが確認できるのは292社。このうち、3期連続で増収・増益だったのは前年から3社減の3社だった。
23年度だけで見ると、経済正常化に伴う人流回復などにより、SMの業績は復調している。24年の1000社ランキングに入ったSMのうち、増収・増益を達成したのは131社と前年から93社も増加した。連続での増収・増益が少なかったのは、22年度決算において、急激なインフレにより減益が相次いだことに加え、同年度は上場企業や上場子会社を中心とした一部企業に「収益認識基準に関する会計基準」が適用され、売上高の純粋比較ができなかったことが影響している。
そうした中、今年も増収・増益を果たしたのが
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