H2O、4〜9月期は51億円の営業赤字、食品スーパーは26億円の黒字

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室
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イズミヤ
エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングの2021年4〜9月期連結決算は、営業損益が51億円の赤字(前年同期は44億円の赤字)だった。

 エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングの2021年4〜9月期連結決算は、営業損益が51億円の赤字(前年同期は44億円の赤字)だった。新型コロナウイルス感染症による営業自粛や時短営業で、主力の百貨店事業で赤字が続いた。

 今期から収益認識に関する会計基準を適用し、消化仕入契約に基づく売り上げなどの計上方法を変更したことから、売上高は25.5%減の2370億円となった。会計処理の変更による影響を除く総額売上高では3440億円となり、前年同期比では2.5%の増収だった。

 純利益については、固定資産売却益や新型コロナに関連する助成金収入など198億円の特別利益を計上した結果、80億円の黒字(前年同期は101億円の赤字)となった。

 セグメント別では、主力の百貨店事業の総額売上高が11.7%増の1543億円とやや回復したものの、経費増加などで営業損益は40億円の赤字(同34億円の赤字)と損失額が増えた。

 食品スーパーを含む食品事業は、総額売上高が1.1%増の1492億円、営業利益は16.0%減の23億円だった。食品製造の阪急デリカアイは苦戦したが、阪急オアシスとイズミヤの食品スーパー2社は総菜などが好調で、26億円の営業利益を上げた。ただ、商業施設に転換中のイズミヤのスーパーセンター業態が苦戦、食品スーパーの営業利益は前年同期より6億円減少した。

 阪急オアシスとイズミヤは、12月1日付けで関西スーパーマーケットとの経営統合を予定するが、業績への影響は未定としている。24年3月期には3社合計で94億円の営業利益を見込む。

 H2Oの22年3月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は5000億円、営業損益は10億円の赤字、純利益は50億円となる見通しだ。

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