週刊コンビニニュース ファミリーマート、新プライベートブランド「ファミマル」を立ち上げ

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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1週間のコンビニエンスストア(CVS)に関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。ファミリーマートは、現在「ファミリーマートコレクション」や「お母さん食堂」で展開している約660種類のPB商品を「ファミマル」としてリニューアル。10月19日から順次、全国で展開していく。「ファミマル」は、安全と品質を実現した新PBで、総菜、冷凍食品、加工食品、菓子、飲料、日用品に加え、おむすび、弁当、サンドイッチ、うどん、そば、ラーメンなど約810種類を対象にした。“おいしい”“うれしい”“あんしん”をキーワードに、毎日食べても飽きないおいしさと、日常に寄り添う価格、安心して買える商品を提供していく(10月12日〜18日のニュースをまとめました)。

ファミリーマートの外観

セブン-イレブン
来年1月にイスラエルで1号店をオープン
西日本エリアでペットボトル回収機を設置
<関西地区>「千とせ本店」監修の2商品

 セブン-イレブン・ジャパン子会社の米7-Eleven,Inc.は、イスラエルのElectra Consumer Products Ltd.とマスターフランチャイズ契約を締結し、来年1月にイスラエル1号店をオープンする。現地で人気のある商品、飲料、スナック、現地の嗜好に合わせて開発したフレッシュフードなどを販売していく。

 また同社は、岡山市、倉敷市、日本財団と連携し、資源の有効活用と海洋プラスチックごみ対策を目的にペットボトル回収事業を開始する。設置する店舗は、岡山市内と倉敷市内の120店舗で、ボトルtoボトルによるプラスチックのリサイクルと海洋ごみ対策を促進していく。

 大阪に店を構える「肉うどん」の名店「千とせ本店」監修の2商品をセブン-イレブン・ジャパンは、10月27日から関西地区2府4県のセブン-イレブン各店舗で発売する。「浪花の肉うどん」(税抜510円)と「浪花の肉吸い鍋」(550円)で、かつおの効いた和風だしと牛肉の旨みを合わせて仕上げた。

ファミリーマート①
東武鉄道「岩槻駅店」で無人決済システム導入
「FAMIMA CAFÉ 」の主力商品「ブレンド」をリニューアル

ファミリーマートは、TOUCH TO GO(東京都港区)が開発した無人決済システム導入の実用化店舗として、東武アーバンパークライン岩槻駅にある「ファミリーマート岩槻駅店」をリニューアル、10月12日にオープンした。無人決済システムの導入で、“ウォークスルーの次世代の買い物体験”や、時間節約ニーズの高い朝や移動の合間などの短時間利用を可能にした。また、省力化による店舗オペレーションコストの低減や人材不足の解消にも期待を寄せる。

 また同社は、世界チャンピオンのバリスタ粕谷哲氏と共同開発し、リニューアルした「FAMIMA CAFÉ 」の主力商品「ブレンドコーヒー」を、10月19日から発売する。リニューアルでは、初めて風味豊かな高級ケニア豆を配合。深煎り豆の配合を1.2倍に増やし、甘味焙煎を採用することで重厚なコクと甘い香りを引き立たせた。ブレンドS(税込100円)。Mサイズ150円、Lサイズ180円。

ファミリーマート②
エースコック社のロングセラーブランドとコラボ
会員制和牛専門店「WAGYUMAFIA」監修のポテトチップス

 ファミリーマートは、エースコック社のロングセラーブランド「スーパーカップ」、「スープはるさめ」とコラボした、「スーパーカップ大盛りブタキムラーメン辛さ4.0倍」(税込228円)と、「スープはるさめ40種香りを味わうごちそうスパイス」(168円)を、10月12日に発売した。

 また同社は10月19日、世界で12店舗のレストランを展開する会員制和牛専門店「WAGYUMAFIA」監修のもとに開発した「ポテトチップスULTRA GARLIC」(税込178円)を発売。店で食べる焼肉のような味わいを、ポテトチップスで堪能できるように開発した商品で、ガーリックの味わいの奥に、しっかりと和牛の旨みを感じられるように仕上げた。

ローソン
パリパリ食感の新フライドチキン
「ご当地鍋シリーズ」の第1弾は石狩鍋
<ナチュラルローソン>自由に組み合せできる「選べるスープ」シリーズ

 ローソンはチキン系フライドフーズの顧客層の拡大を目指し、衣がパリパリとした食感の「パリチキ」(税込180円)を開発、10月26日から発売する。「フライドチキンは好きだが、脂っこさや味の濃さが苦手で買う機会がなかった」という声に応え、衣を薄くして塩分量も減らした。

 また同社は10月19日、各地域で馴染みのある鍋が楽しめる「ご当地鍋シリーズ」の第1弾として、「北海道産秋鮭の石狩鍋」(税込450円)を発売する。石狩観光協会、石狩鍋普及団体の「あき味の会」が、原料の選定から味付けまでを監修した。12月に第2弾、来年1月には第3弾を予定。

 10月19日ローソンは、お好みのスープと具材を自由に選び、カスタマイズして楽しめるスープ2品と具材3品を首都圏のナチュラルローソンで発売。スープと具材の組み合わせ6パターンのほか、スープにお好みのおにぎりを入れてリゾットにしたり、具材を他のスープ商品や麺類に追い具材として追加するなど、楽しみが広がる商品。食塩相当量はスープ1品・具材1品セットで3.4g以下に押さえた。

  • スープ 「ミネストローネ」(税込218円)「ポトフ」(200円)
  • 具材 「蒸し鶏」「豆」「野菜」(いずれも350円)

ミニストップ
ボリューム系弁当の「ずっしり極!大好き洋食弁当」
「中華まん」「ちまき」の冷凍販売を開始

 ミニストップは10月12日、今年3月から発売している人気のボリューム系弁当シリーズから、「ずっしり極!大好き洋食弁当」(税込599円)を発売した。チキンカツ、ハンバーグといった洋食定番のおかずに加え、人気の海老フライも加えた。チキンカツにはデミグラスソースをからめ、ポテトサラダとナポリタンを付け合せた。

 また同社は10月15日、「中華まん」と「ちまき」の冷凍販売を開始した。自宅の冷凍庫にストックして、いつでも食べられる需要に応えた。ラインアップは1袋6個入りの「中華まん」6種類・「ちまき」1種類。

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