住宅リフォーム市場、2021年は6.7兆円を予測 矢野経済研究所

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矢野経済研究所の住宅リフォーム市場に関する調査によると、2020年の国内市場は6.5兆円、2021年はコロナ禍で高まった住空間への関心を背景に微増を見込み、6.7兆円を予測した。

 矢野経済研究所の住宅リフォーム市場に関する調査によると、2020年の国内市場は6.5兆円、2021年はコロナ禍で高まった住空間への関心を背景に微増を見込み、6.7兆円を予測した。

 2020年の市場を分野別にみると、「増改築に関わる費用」(10㎡超+10㎡以下増改築工事)が前年比11.5%減、「設備修繕・維持管理費」が同0.3%増、「家具・インテリア等」が同7.6%増となった。新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の影響で、一時はマイナストレンドとなったものの、在宅時間が増加したことで住空間の改善への支出が増加し、結果として前年とほぼ横ばいで推移した。

 今後、コロナ禍で芽生えた住空間への関心を顕在化できれば、リフォーム市場は堅調に推移するとだろうとしており、2021年の住宅リフォーム市場規模は6.7兆円(前年比3.3%増)、2022年は6.9兆円(同2.1%増)を予測した。

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